何年か前に買った1900年代の古時計、買った頃はチクタク時を刻む音が心地よかったのですが、正直夜はうるさかったのでずっと不動状態でした。
でもこのままインテリアとして置いておくのはもったいないので、中身だけ電波時計化して実用レベルまで持っていきました。手順簡単すぎて多分誰でもできますよこれ。
現状
右の穴が時間で、左が1時間毎に鐘鳴らすためのゼンマイだった気がします。
振り子のガラス窓は引越しの時にぶち割ったので修復跡あり。これのせいで物の価値がほぼゼロになくなりました。思い出しかない。
分解
さて、まずバラします。
ネジ外すだけです。
中こんな感じなんですね。ここも取り外してしまいます。
あとは家にあった壁掛け時計をバラして部品を移植します。ムーブメントと針ですね。
だるま時計の文字盤の裏にはおそらく骨董品屋が買い入れした日が書いてありました。平成6年6月4日。買ったのが確か平成28年くらいだから、20年くらいお店に置かれてたんですね。
お店の方すんませんバラしてます。
微調整
ここ1番心苦しかった。ただ部品を移植すると電池交換とか時間調整のボタンが押せなくなるので振り子時計の背面に穴開けてます。後には戻れない。でも一応元のネジ穴部分は残してます。
古い物の改造は心がちょっと痛みますね。
まあこれで電池交換、スイッチ押すたびに分解しなくてすみますね。
穴開けてたら元々あったひび割れがさらに進んだので補強の為にボンド、ねじ止め。見た目がボロい。。
元々の針は形が合わず、電波時計の針をそのまま使用してます。これ非電波時計なら針の調整なんか適当で良いけど、電波時計だと分解前に0時0分0秒に合わせないと組み立てた後電波受信した時デタラメな方向いっちゃうんで注意ですね。
あとは組み立てて、壁に掛けておわり。
おわり
もうこれで煩わしいチクタク音に苛まれることはないですね。風情は無くなったけど。
最近インテリアにちょっと凝ってます。照明買ったり、テレビボード買ったり。リビングくらいは良いんじゃないかと思うんですけど。でもやりすぎると良くないよなぁ
ま、やる気になればなんでもできる!