ブーツの脱ぎ履きが非常にめんどくさいのでファイヤーマンブーツ(フロントジップブーツ)を自作した。
材料
・革(2mmくらいの厚さ)
・ファスナー×2(20cmくらい)
・蝋引き糸
・針×2本
・菱目打ち
・ハトメパンチ
・ハトメ
・ゴム糊(パンク修理用を使用)
・革包丁(カッター、ハサミでも可)
多分これで3000円くらい。革はもともと持ってた。靴屋とか手芸屋に行けば端切れが投げ売りされていると思うので、行ってみてください。
革とファスナーの裁断
最初に型紙を起こしてフロントジップの長さ、革の大きさを決める。結構適当にやったけど、革は多少大きくても後から調整効くので大丈夫です。
ファスナーも革の長さに合わせて切断。
ここで問題発生。ファスナーを切った後に上金をつけなくちゃいけないんだけど、買い忘れた。
↑左上についてるやつが上金
もともと付いている上金を付け替えられないかと思ったけど、樹脂タイプの上
金だったので付け替えも不可能。仕方がないので糸で縫って代用。
強度的に弱くなるけど、壊れたらまた一から作り直せばいい。
ケガキと菱目打ち
ファスナーの縫い付けのためにまずは革にケガキする。
ケガキ棒なんてものが売っているらしいが、そんなものを買う金はないので千枚通しで代用。定規に合わせて端から5㎜くらいのところに線を引く。
次は線に沿って菱目打ち。実際千枚通しでいいんじゃないのかと思うが、こっちのほうがまっすぐきれいな穴が開くみたいだ。
綺麗に開けて綺麗に縫えばこんな感じになるらしい。
ファスナー取り付け
ファスナーと革にゴム糊を塗って接着する。ゴム糊は塗ってすぐにくっつけるのではなく、乾いてから。ここらへんは自転車のパンク修理と同じ。
縫い方に関してはこちらを参照
ハトメ打ち
ハトメパンチで穴をあけたらハトメを打ち込む。
この時正確にまっすぐ打ち込まないと簡単に失敗するので注意。あと、うるさいので必ず昼間にやること。うちはアパートの1階だからよかったけど、2階以上だったら外でやるね。
完成
取り付け
糸を通して適当に結んで余ったところを切る。
before
after
まとめ
脱ぎ履きするのがクソ楽になった。
失敗したのが、ファスナーがバッグ用なので強度が心配。
それと今回作ったものは靴の締め付けができないので、調整ができない。
調整するならもっと細く作るべきだった。
やっと作れた。うれしぃ~と思ったらこんなものがAmazonにあった。
死ね